転職エージェントとの付き合い方|使い方や断り方を解説

転職エージェントに登録したものの、担当者に何を伝えればいいのか、紹介された求人をどう判断すればいいのか、迷っていませんか。

転職エージェントは、厚生労働大臣の許可を受けた民間の職業紹介事業者が提供する転職支援サービスです。

この記事では、転職エージェントとの付き合い方を、面談や求人紹介、応募や複数利用、担当者との連絡や内定後まで順番に説明します。

求人を断るときの伝え方も確認できます。

この記事で確認できること

転職エージェントとの付き合い方と記事で確認できる内容
記事で確認できる内容

転職エージェントとの付き合い方で最初に知っておきたいこと

求人区分の違い

サービスごとに扱う求人や得意分野が違うことがあります。

相談

転職支援サービスでは、オンラインや電話で相談できる場合があります。

転職エージェントの使い方

転職エージェントの利用の流れと確認事項
転職エージェントの利用の流れ

利用の流れは次の通りです。

利用の流れ
1 無料登録 希望に近いサービスへ登録します
2 求人紹介と選考 面談後に求人紹介と選考準備を進めます
3 内定と入社 条件調整や退職準備を経て入社します

面談を受ける

実際の声の一例です。

貴社では担当者1人が企業対応まで行うため、選考が早く進み、人柄まで含めて企業に伝えてもらえました。

※事例の紹介です。

求人を紹介してもらう

転職エージェントでは、希望条件に応じて求人を紹介されることがあります。

実際の声の一例です。

いい職場を紹介してもらい、経験や資格を生かして気持ちよく働けています [6] 厚生労働省

応募前に求人内容を確認する

求人内容は、仕事内容や就業場所、賃金などの条件を応募前によく確認することが大切です。2024年4月1日からは、従事すべき業務の変更の範囲や就業場所の変更の範囲、有期労働契約の更新上限など、追加で明示が必要な事項もあります [2] 厚生労働省

応募書類と面接について相談する

下記の例を示します。

  • 書類作成や添削に対応
  • 面接対策も受けられる

応募書類や面接準備については、下記の記事をご確認ください。

必要に応じて選考の日程を調整する

こうした声もあります。

面接日程の調整でスムーズに進められた。

転職エージェントとの面談または相談したい内容

下記のことを相談できる場合があります。

担当者に、経験や希望条件、転職時期などを相談できる場合があります。

転職理由

面談で確認されやすい内容です。

面談で経歴や転職理由、実現したい希望を伺います [5] 厚生労働省

転職理由の伝え方をご確認ください

希望する仕事内容

転職支援サービスの案内例を紹介します。

求人票だけでは分かりにくい点を担当者に確認できる場合があります。

年収交渉や面接対策

下記の例を示します。

転職の不安や手間を、相談から面接対策、年収交渉まで支援します [9] 厚生労働省

転職活動の進め方

下記の例があります。

在職中の方に円満退職の進め方もお伝えします [5] 厚生労働省

転職活動の進め方|流れ・期間・準備を解説の記事もご確認ください。

転職エージェントから紹介された求人の断り方

転職エージェントに紹介された求人の断り方と複数利用の付き合い方
求人の断り方と複数利用

転職活動では、現職に残ることや別の方法で転職先を決めることもあります。 そのため、転職エージェントのサービスや紹介求人を断れます。

内定後に辞退する

お世話になっております。〇〇です。 先日は内定のご連絡をいただき、ありがとうございました。 恐縮ですが、今回は辞退させていただきたくお電話しました。 希望する働き方と少し違うと感じたためです。 お手数ですが、企業様にもお伝えいただけますでしょうか。 今後もご紹介をお願いできると幸いです。 ありがとうございます。失礼いたします。

紹介された求人を応募前に断る

件名:ご紹介求人について

ご紹介ありがとうございます。
今回は希望条件と異なるため、見送らせていただきます。

選考中に辞退する

件名:選考辞退のご連絡
お世話になっております。〇〇です。
現在調整いただいている◇社様の応募を辞退したく、ご連絡いたしました。
お手数ですが、企業様へもお伝えいただけますと幸いです。
件名:面接辞退のご連絡

いつもお世話になっております。〇〇です。△月△日に予定いただいている◇社様の面接を、業務内容が希望と異なるため辞退いたします。
日程調整後のご連絡となり、申し訳ございません。

転職エージェントを複数使うときの付き合い方

複数のサービスを併用する人もいます。利用状況を共有し、連絡や日程調整の行き違いを防ぐ方法もあります [3] 労働政策研究・研修機構

複数のエージェントを使うメリット

複数の転職エージェントを使うと、求人の幅が広がり、多様な情報やアドバイスを得られるでしょう。 自分に合う担当者を見つけやすい点もメリットのはずです。

他のエージェントの利用を伝える

複数の転職エージェントを利用している場合、連絡調整のために必要に応じて共有しておく方法があります。 共有しておくと、選考日程や支援内容の調整で行き違いを減らせます。

同じグループの求人に対する応募の可否

グループ会社への応募は可能な場合があります。応募条件や併願ルールは事前に確認しておくと安心です。

何社から使い始めるか決める

最初は少数の転職エージェントに相談し、合う担当者と進めながら必要に応じて広げる方法もあります。 慣れてきたら、他社の意見も取り入れながら進めましょう [14] リクルートエージェント

自己応募の可否

できる具体例を紹介します。

自己応募や他社サービスの利用を認めている場合があります。調整のために応募状況を担当者に共有しておきましょう。

転職エージェントとの連絡を調整する

人材紹介業では、個人情報の適切な取扱いが求められます。連絡方法や連絡頻度は、あらかじめ担当者に伝えておきましょう [7] 中小企業基盤整備機構

連絡方法を伝える

連絡方法は、緊急性と返信の必要性に合わせて選ぶことが大切です。 緊急時は電話や口頭、急ぎでない連絡はメールで使い分けましょう。

調整できる時期を連絡する例文

件名:選考日程のご調整について

○○様

お世話になっております。□□です。
下記日程で調整可能ですので、ご確認をお願いいたします。

・▽月~日 木曜 15時から17時
・◇月△日 金曜 11時から16時

何卒よろしくお願いいたします。

転職エージェントの担当者を変更したいとき

担当者変更の伝え方と利用時の注意点
担当者変更と利用時の注意点

担当者との相性や提案内容に違和感がある場合は、変更を相談する方法もあります。

担当者が変更されたときに考えられる理由

担当変更には、業界や職種とのミスマッチ、担当者の対応上の問題、人事異動などの理由があります。 また、希望条件の変化や転職意欲の見えにくさから、より合う担当者へ変更されることもあります。

希望するサポートを伝える例文

件名:担当者変更のご相談

いつもお世話になっております。〇〇です。
可能でしたら、希望する業種や職種に詳しい担当者様への変更をご相談できれば幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

担当者の変更後に確認する

担当変更後は、希望条件や前任者の提案内容、応募中企業の状況をあらためて共有することが大切です。 引き継ぎには限界があるため、新しい担当者と認識をそろえながら前向きに進めましょう [21] ジェイ エイ シー

転職エージェントを利用するときの注意点

利用できる求人や支援内容には違いがあるため、複数の方法で情報収集することが大切です

求人情報を自分でも確認する

求人者や職業紹介事業者は、初回接触までに仕事内容や賃金などの労働条件を明示する必要があります。 原則は書面交付で、契約期間や就業場所、労働時間、保険なども明示対象です。

応募先を自分で決める

応募するかどうかは、自分で判断することが大切です。紹介された求人でも、仕事内容や条件を確認したうえで決めましょう [2] 厚生労働省

労働条件を確認する

仕事探しでは、求人票や募集要項で労働時間や賃金などの労働条件を確認することが大切です。 書面で示されていない場合は交付を求め、面接時にも契約条件を再確認しましょう。

内定後も比較する

採用時は、労働条件通知書などの書面で労働条件を確認することが大切です。 書面がない場合は交付を求め、不明点は入社前に確認しましょう。

転職エージェントとの付き合い方に関する1問1答

転職エージェントは複数使える?

はい、利用者の声を紹介します。

複数の大手人材紹介会社に登録し就活していました [6] 厚生労働省

紹介された求人は断ってもいい?

はい。下記の具体例があります。

応募するかどうかはご自身で判断できます。 ご希望がない限り、企業に個人情報は共有されません。

担当者を変更できる?

担当者が合わないと感じたら、理由や要望を添えて変更を相談できます。 サービス自体に不満がなければ、まずは問い合わせ窓口にメールで申し出る方法があります。

件名:担当者変更のご相談

いつもお世話になっております。〇〇です。
可能でしたら、担当者変更をご相談できれば幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

どの転職エージェントを使うべきか迷ったら、どれが無難?

迷ったときは、法令順守を宣言している事業者や認定制度のある紹介会社を選ぶのが無難です。職業紹介事業者には、経営の安定性や法令順守などを満たした事業者を認定する制度があります。 認定は厚生労働省の委託事業として行われています [19] 厚生労働省

株式会社コトラ 職業紹介優良事業者認定 第2102007号
株式会社ギークリー 職業紹介優良事業者認定 第2404004号
株式会社ミライフ 保育分野適正紹介事業者
認定 03018
株式会社メディカル・コンシェルジュ 医療 認定01043
介護 認定02025
保育 認定03014

登録したら転職しないといけない?

登録して相談したあとに、転職を見送ることも可能です。紹介された求人へ応募するかどうかも、ご自身で判断できます。

転職エージェントとの付き合い方まとめ

職業紹介事業者には、苦情を迅速かつ適切に処理する体制づくりが求められます [2] 厚生労働省

転職エージェントを求人紹介だけに使うのではなく、求人選び、応募書類、面接、企業とのやり取りについて相談しながら、自分で転職先を選ぶために使うといいでしょう。

転職エージェントを比較して、自分に合うサービスを探す

求人の種類やサポート内容を比べてから、相談するサービスを選びましょう。

転職エージェントを比較する

転職活動で次に確認したい記事

参考サイト

  1. 「障害者職業総合センター」
  2. 「厚生労働省」
  3. 「労働政策研究・研修機構」
  4. 「2015年7月10日 第3回雇用仲介事業等の在り方に関する検討会|厚生労働省」
  5. 「厚生労働省」
  6. 「転職サポート職業紹介カラー」
  7. 「人材紹介業 | 起業支援 | J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]」
  8. 「ハローワーク_三重」
  9. 「厚生労働省」
  10. 「リーフレット表」
  11. 「転職エージェントの断り方|メールや電話の例文を紹介 | リクルートエージェント」
  12. 「【例文付き】転職エージェントの断り方・丁寧に求人紹介やサービスを断るコツ – 転職エージェントのJAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)」
  13. 「転職エージェントへの断り方|注意点とケース別のメール例文10選|求人・転職エージェントはマイナビ転職エージェント」
  14. 「転職エージェントは複数併用できる?メリット・デメリットや上手に利用するコツ、伝え方例文 | リクルートエージェント」
  15. 「転職エージェントは複数利用しても良い?併用する場合の注意点などを解説 – リクルートダイレクトスカウト ハイクラス転職コラム」
  16. 「転職活動は複数応募してもいい?グループ会社への併願についても解説|【パソナキャリア】パソナの転職エージェント」
  17. 「総務省」
  18. 「転職エージェントからのメールへ返信する必要性 – 転職エージェントのJAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)」
  19. 「厚生労働省」
  20. 「転職エージェントの担当と合わない場合はどうする?原因別の対処法を解説 – 転職エージェントのJAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)」
  21. 「転職エージェントの担当が変更されたときの理由を解説 – 転職エージェントのJAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)」
  22. 「情報通信研究機構」
  23. 「労働政策研究・研修機構」
  24. 「厚生労働省」
  25. 「労働条件の明示|しっかり学ぼう!働くときの基礎知識|確かめよう労働条件|厚生労働省」
  26. 「厚生労働省」
  27. 「転職エージェントが合わないと感じたら|よくある理由と対処法を丁寧に解説 | リクルートエージェント」
  28. 「人材サービス総合サイト – 職業紹介事業詳細」
  29. 「人材サービス総合サイト – 職業紹介事業詳細」
  30. 「人材サービス総合サイト – 職業紹介事業詳細」
  31. 「人材サービス総合サイト – 職業紹介事業詳細」
  32. 「日本国憲法 | e-Gov 法令検索」
  33. 「公正な採用選考を行うために|東京労働局」